再婚相手の持ち家に住むならリフォームがおすすめ！

 

再婚相手が持ち家に住んでいる場合、結婚後は前妻との持ち家に住む選択肢があります。しかし、前妻と住んでいた持ち家に新たに住むというのは生理的に抵抗を感じてしまうのが普通の感覚です。

 

そこでおすすめなのが、再婚相手の持ち家をリフォームして住むという選択です。今回の記事では、再婚相手の持ち家に住むメリットとデメリット、再婚相手の持ち家をリフォームするメリットやリフォームの相場について解説しています。

 

再婚相手の持ち家に住むということはネガティブなイメージが先行してしまいがちですが、メリットもあります。まずは両者のメリットとデメリットを比較し、自分は本当に再婚相手の持ち家に住めるのかどうか考えてみましょう。

 

1.再婚相手の持ち家に住むメリット
再婚相手の持ち家に住むメリットとしては

 

・資金なしで持ち家が手に入る
・貯金しやすい

 

など、金銭面に関するメリットが大半を占めます。資金なしで持ち家が手に入ることをむしろラッキーだと考える方もいらっしゃるほどです。余分な資金が必要にならないぶん、貯金にまわすことができます。

 

2.再婚相手の持ち家に住むデメリット
対して再婚相手の持ち家に住むデメリットとしては、

 

・前妻との思い出がある家に住むことへの抵抗感
・ご近所さんの目が気になる

 

など、精神的なことに関するものがほとんどです。気になる人にとっては大きな精神的負担になるものの、人によってはあまり気にならないという方もいらっしゃいます。

 

再婚相手の持ち家に住むメリットとデメリットを理解し、住む選択をされた方の中には「別に住んでも構わないけれど、できるのであれば前妻の面影を気にせず住みたい」という方もいらっしゃることでしょう。そんなケースにおすすめなのが持ち家のリフォームです。

 

1.費用をかけずに環境を変えられる
持ち家のリフォームは賃貸より、建て替えより、買い替えよりもお金がかかりません。リフォームによって今までの持ち家に住みながら、新しい環境をつくることができます。壁紙や床材、家具を変えるだけでも随分と部屋の雰囲気も変わるでしょう。

 

2.自分好みに家をカスタマイズできる
リフォームをすれば新築よりも費用を抑えて自分好みの家へとカスタマイズできます。また、前妻との持ち家に住むのですから、再婚相手はあなたの要望を受け入れやすくなってくれるはずです。多少無理なお願いでも聞いてもらいやすくなるかもしれません。

 

3.ご近所さんの反応は一時的なもの
再婚相手の持ち家に住む場合、ご近所さんとの関係づくりが心配という方もいらっしゃるでしょう。しかし、人の記憶は更新されていくものであり、人は慣れるものです。何年かお付き合いをするうちに、良好な人間関係を作れる可能性は十分にあります。あなたが後妻かどうかよりも、人柄や人間性を重視している方のほうがずっと多いはずです。

 

持ち家のリフォーム料金は、リフォームする場所の広さや、どういったグレードの材料を使用するかにもよりますが、おおまかには次のようなものになります。

 

・キッチン…50〜150万円
・お風呂場…60〜150万円
・壁紙、フローリング張替…5〜15万円
・外壁、屋根…50〜100万円

 

特にキッチンやお風呂場といった水回りは、他の人が使っていたと想像すると抵抗感が湧いてきやすい場所です。気になる場所のポイントを押さえてリフォームすれば、抵抗感は随分と解消されるでしょう。

 

リフォーム資金をなるべく抑えたいという方は、条件を満たせば国や自治体から助成金や補助金が下りる場合があります。手続き等はリフォーム会社が行ってくれますので、希望するリフォーム会社に相談してみましょう。

 

再婚相手の持ち家に住む場合には、リフォームがおすすめです。持ち家を新たな資金なしで手に入れられることは金銭面を考えるとメリットのほうが大きいものです。

 

浮いたお金を子どもの教育資金や老後資金に回すこともできるでしょう。

 

前妻との持ち家に住むには精神的な負担もあるかと思いますが、リフォームをして前妻の影を消してしまうことで、随分と住みやすくなるのではないでしょうか。

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