熟年再婚のお墓事情を徹底検証

熟年再婚の墓事情を徹底検証

熟年再婚の墓事情を徹底検証

 

あなたは熟年再婚後、墓問題についてどのような考えをお持ちでしょうか?

 

そうですよね。

 

やはり、家族がみることになるお墓ですから出来れば手間や時間がかかるより納骨堂でと思いますよね。

 

実は、現在核家族が多く子供達は共稼ぎをしている家庭が多いのが現実です。家庭によっては、お墓は代々守られてきたご先祖さまも入っています。

 

特に熟年再婚を考える時パートナーと一緒に入りたいけど、ご先祖さまのお墓に入るのは抵抗があるなど気になる問題ではないでしょうか?

死別した元夫や熟年再婚をした相手の元妻がいるお墓の解決方法

死別した元夫や熟年再婚をした相手の元妻がいるお墓の解決方法

 

神奈川県在住のKさんは、若い頃に夫と死別しシングルマザーで三児の育児、家事、仕事などをこなしていました。最近、子供達の勧めで再婚を決めたそうです。

 

お相手は、妻を死別で亡くしシングルファーザーとして娘さんを育て、今では孫がいるAさんです。お互い熟年再婚をしたあとお墓について考えているそうです。

 

kさんは、「私達2人だけでお墓に入りたいところですが、お互いにパートナーを死別で亡くして苦労しながら育てた子供達にお墓の管理を任せて良いのか。悩んでいます。」

 

と胸の内を話していただきました。

 

お相手のAさんは、「新しい家族と一緒に前向きに生活をスタートさせたいとの思いが上手くいかない理由ですが、死別ですと前の妻や相手も旦那さんを嫌いになって離婚したわけではないのでお互いにとって大切な人であり子供達にとっては唯一の父親や母親なのは変わりないのですよね。」

 

と話していただきました。

 

この2人が子供達や親戚と話し合い決めた方法ですが、Kさんは「熟年再婚するとなれば入籍をしているので、Aさんの親戚と話しあった結果、元奥さんが入っているお墓に入ることに決めました。

 

そのために納骨堂を新たに購入して全て移して私達夫婦も入れるようにしました。その方法の方が、子供達にお墓の手入れをさせるのことなく、お寺なので定期的に供養していただけると聞いて安心しています。」

 

と穏やかな笑顔でお話しを聞かせていただきました。

熟年再婚時のお墓問題を相談しておくべき相手とは?

熟年再婚時のお墓問題を相談

 

あなたは体験談をお聞きして、どのように思いましたか?

 

確かに、お相手のAさんが言っていましたが、お互い死別で亡くしたパートナーを忘れることは出来ないことです。

 

前向きに生活していくためにも入籍する相手の連れ子や御親族の方とも話しをする機会があれば、受け入れてもらうためにも大切な心がけになるのではないでしょうか。

 

そうでないと、親戚の反対で熟年再婚後お墓に入れない場合が出てきます。どうしても、受け入れてもらえないという方は「自分の実家のお墓に入る」ことを決めている方もいらっしゃるようです。

新たなお墓を別にして建てる熟年再婚のカップルの考え方とは

新たなお墓を別にして建てる熟年再婚のカップルの考え方

 

お相手が次男でお墓の方は長男夫婦が主にされている場合、熟年再婚カップルだけのお墓を別に建てるという選択をされる方もいらっしゃるようです。

 

理由としてお相手の御親族に拒否されたから。死別で亡くした相手の前妻と一緒にお墓に入りたくないから。相手の連れ子との関係が上手くいかないから。先にお相手の方が亡くなってしまうと入れてもらえるのかわからないから。などなど様々な理由があるようです。

 

実は、夫の方のお墓にも分骨してもらい入れてもらいながら、新たなお墓にも一緒に入ることで、連れ子の気持ちに配慮する方法の一つなのです。

 

新しいお墓ですと、熟年再婚カップルでは2人の血をひくお子様は難しくなりますので、連れ子にお墓の管理をしてもらうことになりますが体験談のように、納骨堂などの永久供養が確実に行われる場所を購入して入る方法があります。

 

永久供養というのは、お寺や霊園が管理供養してくれるお墓の種類の一つです。現在では、お墓の手入れ管理をしてくれる家族が遠くに住んでいるため永久供養の埋葬方法を選ぶ熟年再婚カップルは増えています。

 

それでは、連れ子などそれぞれが別々の地域に住んでいるなどの場合、他にはどのようなお墓のタイプがあるのでしょうか。

熟年再婚カップルのお墓の管理する人が居ない場合の埋葬方法は何?

熟年再婚カップルのお墓の管理する人が居ない場合

 

現在の日本で可能な埋葬方法としてあげていきます。

 

・「火葬」の場合ですと、お墓は一般的な納骨堂やお墓に納めて供養する方法です。

 

・「散骨」の場合ですと、お墓は無く火葬後、海や川や山など故人の遺言に従い骨をまいてもらう方法です。自治体によっては禁止されている場合もあります。

 

・「樹木葬」の場合ですと、お墓で使われている墓石のかわりに埋葬箇所に樹木を植える方法です。指定された樹木葬敷地に埋葬することになります。

 

熟年再婚カップルでは、連れ子はそれぞれの家庭がありお墓を守られてもらえない場合は、散骨を選択される熟年再婚カップルのお墓事情があります。

熟年再婚の墓事情を徹底検証のまとめ

熟年再婚の墓事情を徹底検証のまとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回は熟年再婚カップルのお墓の問題について取り上げてみました。

 

ここでもう一度まとめておきます。

 

お相手の連れ子、親戚、自分の連れ子と話し合いをしておきましょう!

 

「前妻と一緒に入るのは嫌」などのあなたの気持ちも伝えておきましょう!

 

お互いの気持ちを確認しておくことは大切です。

 

どこに入ればいいのか?

 

どんな方法で埋葬するか?

 

誰に管理してもらえるのか?

 

熟年再婚カップルのお墓問題について以上のことをまとめておきましょう。

 

最後に、お墓を新たに作りたい場合でも生前予約する方法もありますので家族の意向なども確認しながら熟年再婚カップルのお墓問題は解決していきましょう。