再婚は60代でもできる!60代で再婚するメリットとデメリットについて

再婚は60代でもできる!60代で再婚するメリットとデメリットについて

60代で再婚するメリットとデメリットについて

 

再婚を希望しているけれど、60代で結婚するなんて夢の無い話だから諦めている。

 

年齢を理由に再婚を諦めている60代の方、ちょっと待ってください。

 

60代で再婚が夢の無い話だと言われていたのは、遥か昔のお話。

 

現代では60代で再婚することは、さほど難しいことではありません。

 

今回は60代で再婚することは本当に難しいのか?60代再婚のメリットとデメリットといった内容をお話します。

再婚を60代でするの難しい?

再婚を60代でするの難しい?

 

60代を越えてからの結婚、ましてや再婚は不可能に近いと考える方も少なくないでしょう。

 

しかし、決してそんなことはありません。その理由は統計データが証明してくれています。

 

国立社会保障・人口問題研究所が調査した1930年〜2017年にかけての年齢別再婚数の統計によると、ここ80年で60代の再婚数は3〜5倍に組数が増加しています。

 

1930年〜1960年の間には約350〜550組程だった65〜69歳の再婚数は2000年代に入ると1500組〜2500組以上に増加。

 

2017年に至っては実に8400組以上の60代以上の再婚が成立しています。

 

高齢者が増加傾向にありますので、今後その数は更に伸びることが予想されるでしょう。

 

2017年の再婚総数は88,556件、うち60代以上の再婚は約8400組。統計的に見ても決して60代での再婚は難しくないことが分かりますね。

 

参考 国立社会保障・人口問題研究所より
http://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/Popular/P_Detail2019.asp?fname=T06-05.htm

60代で再婚するメリットとデメリット

60代で再婚するメリットとデメリット

 

60代での再婚は、20代や30代で再婚をするのとは全く違った結婚生活になります。

 

若い頃とは働き方や価値観、体調、今後考えるべきライフプランの内容などが全く異なるためです。

 

そこで、ここでは60代で再婚するメリットとデメリットについて触れたいと思います。

 

1.60代で再婚するメリット

 

60代で再婚するメリットとしては

 

・人生の後半を孤独とは無縁で過ごせる
・2人で過ごせる時間が長い
・お互いに気持ちのゆとりを持って付き合える
・人生の経験を活かしてお互いに配慮し合える

 

といったことが挙げられます。

 

残りの人生をパートナーと一緒に過ごせることは、何よりも心強いのではないでしょうか。

 

60代になると定年が近くなるため、仕事に追いかけまわされることもなくなりますし、子育てもひと段落している頃なので、自分やお互いにかける時間が長くなるでしょう。

 

また、60代ともなると人生の経験が豊富にありますから、お互いの気持ちを尊重することも若い頃より出来るようになっていますし、適度な距離を持ってお互いが気楽に付き合うこともできるのではないでしょうか。

 

 

2.60代で再婚するデメリット

 

しかし、逆に60代の再婚だからこそ障害になること、余計に考えなければいけないこともあります。それは

 

・お互いの老後の問題(介護など)
・遺産相続
・前パートナーとの問題(遺族年金や子どもとの関係など)

 

といったことが一部例として挙げられます。

 

60代は人生の折り返し地点を少し過ぎた世代になりますので、人生の締めに関する内容も少しずつ考えていかなければいけません。

 

60代で一緒になるということは、そう遠くない未来、お互いの介護について真剣に考えなければいけない時が来ることと心得ておきましょう。

 

また、再婚ということは、全パートナーとの子どもや親戚との遺産相続のトラブルに発展する可能性も無いとは言えません。

 

2人とも元気なうちに、トラブルを回避すべく、介護やお金に関する案件はきちっと話し合い少しずつ整理しておくべきでしょう。

60代でも再婚のチャンスはたくさんある

60代でも再婚のチャンスはたくさんある

 

60代の再婚にはメリットもデメリットもありますが、人生の後半を愛する人と過ごせるということは何にも代えがたい幸せがあるのではないでしょうか。

 

昔では難しかった60代の再婚も、現代では多くのチャンスがあります。

 

60代での再婚を諦めている方は、まずは一歩踏み出してみてください。

 

自分でも予想していなかった、素晴らしい第二の人生をスタートできるかもしれません。