シニアの再婚トラブルとは?トラブルに遭わないためにできること

シニアの再婚トラブルとは?トラブルに遭わないためにできること

シニアの再婚トラブルとは?トラブルに遭わないためにできること

 

平均寿命が伸びるに従い、シニア層の再婚が増えてきています。一方で、ネット上を中心に、シニアの再婚トラブルについて語られる機会も多くなりました。

 

そこで本記事では、シニアの再婚トラブルにはどのようなものがあるのか、シニア再婚でトラブルに遭わないためにできることついて解説しています。

シニアの再婚トラブルとは?

シニアの再婚トラブルとは?

 

シニアの再婚トラブルの種類には、大なり小なりさまざまなものがあるものの、どれも事前の確認や熟慮が足りてないことによっておこるものばかりです。具体的には以下のようなものが挙げられます。

 

1義父母の介護
シニア世代の中には、介護が必要な親を抱えた方も多くいらっしゃいます。再婚したまではいいけれど、すぐに再婚相手の親の介護をしなければいけなくなるケースには要注意です。幸せな結婚生活が始まると思いきや、まだまだ関係の浅い義理の両親の介護を任されるのは、辛いものがあります。

 

2.相続トラブル
再婚相手が亡くなってしまった場合、基本的には後妻に遺産の相続権があります。しかし、もし再婚相手と元妻の間に子どもがいる場合、こちらに親権が無かったとしても、その子どもにも相続権あります。

 

結婚直後にトラブルは無かったとしても、途中で再婚相手が亡くなってしまった際に、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。

 

3.遺族年金の打ち切り
元夫の遺族年金を受け取っている場合、再婚をするとその遺族年金は貰えなくなってしまいます。

 

しかし、遺族年金の解約は自身で行う必要があるため、この事実を知らずに遺族年金を受け取り続けてしまうという方がいらっしゃいます。後に多額の返還を命じられ、困り果ててしまうというトラブルもあるのです。

 

4.結婚詐欺、資産目当ての結婚
稀なケースですが、資産を目当てとしている悪質な人に引っ掛かってしまうトラブルがあります。

 

お互いに思い合って結婚したと思いきや、結婚した途端に態度が豹変し、お金や資産価値の高い品物を要求してくるというものです。

シニア再婚でトラブルに遭わないために

シニア再婚でトラブルに遭わないために

 

シニアの再婚トラブルに巻き込まれないためには、次のようなことは最低限、気を付けるようにしましょう。

 

1.良質な結婚相談所を利用する
もちろん全てがそうとは言えませんが、ネットを通じて無料で結婚相手を探せるサービスは幅広い層が利用するためトラブルに巻き込まれやすくなる可能性があります。また、個々人でやり取りをするため、万が一トラブルになった場合も仲介役がいません。

 

安心できる環境で再婚相手を探したいのであれば、仲介役やコンシェルジュがいる信頼できる結婚相談所を選ぶようにしましょう。

 

結婚相談所はサービスを利用する際にお金が必要になるところも多く、そういったところであれば、真剣に婚活したい方が集まりやすくなります。

 

2.遺産や年金の必要事項は事前に確認
シニア再婚は年金や遺産問題でトラブルに発展することも少なくありません。そのため、再婚前には自分がもらっている年金金額はどうなるのか、また遺産相続はどうするのかなどお金問題をきれいに整理しておくことをおすすめします。

 

3.再婚後の具体的な生活のイメージ共有
シニアの結婚後は若い頃のように柔軟にいかない部分も多々あります。こんなはずじゃなかったとならないためにも、再婚後の具体的なイメージを共有しておくことをおすすめします。

 

たとえば、次のようなことを共有しておくと、再婚後のトラブルがいくらかは防げるでしょう。

 

家事分担
生活費の分担
相手家族(子ども、両親、親戚など)との交流の有無
義父母の介護について

シニア再婚は事前の確認事項が大切

シニア再婚は事前の確認事項が大切

 

若年とシニアとでは、生活スタイルも価値観も、生き方も異なってくるため、再婚時には想像していなかったトラブルへと発展してしまうこともあるかもしれません。

 

しかし、シニアの再婚トラブルについては、そのほとんどが再婚前の準備や確認で解決できることばかりです。

 

シニア再婚を検討されている方は、適切な婚活サービスを使う、再婚後の年金額や遺産問題を整理しておくこと、再婚後の生活のイメージの共有などは、最低気を付けるようにしてください。