再婚率の高さは社会環境の向上にある

再婚率の高さは社会環境の向上にある

再婚率

 

日本では年間で70万組程のカップルが結婚され、25万組程の方が離婚されているそうです。このように今では、離婚も珍しくなくなってきており、70万組のカップルの中の4分の1程は、再婚者でもあると言われていて、再婚率はとても高いのです。

 

再婚率が高くなった背景には、我慢せずに離婚するようになったのも大きいですが、周囲の反応も大らかになったのも大きいでしょう。一昔前の社会だと離婚した人は後ろめたく、再婚する人と結婚するのに反対される事が多くありました。

 

今でも、そんな空気は残っていますが、現代の個人の気持ちが尊重されやすい世の中だと、そういったしがらみではなく、お互いの気持ちが大事になってくるのです。

 

お互いが納得して、結婚するのにバツイチ等は、それほど関係ありませんので、再婚率も上昇していっています。また、再婚しやすいように結婚相談所等のサービスも増えてきていて、社会全体の環境が良くなっている事が再婚率の高さに繋がっているのでしょう。

離婚率と再婚率が上がっている理由

一度離婚しても、また結婚したいと再婚を考えている男女の数は非常に多いです。支えて欲しい、支えて貰いたいと思っている男女は多く、婚活市場の数や再婚率の高さに、それが表れています。

 

離婚率も増加していると言われますが、再婚率も同じように上昇していて、バツイチ同士のカップルも少なくありません。バツイチと初婚という組み合わせも多いですが、お互い結婚を経験していて、良い所やダメな所、反省しなければならない点を知っているバツイチ同士の再婚率も高いのです。

 

そういう人たちは、離婚をネガティブに考えていなくて、前の経験から、もっと思いやりが持てる、優しくなれるとしていて、再び相手を探します。そういった前向きさもバツイチの人の再婚には必要で、昔のように離婚や再婚を我慢する時代でもなく、ぐんぐんと再婚率の数字が年々上がっていっているのです。

 

誰にでも失敗する事はありますし、自分だけの責任でもありません。張りのある人生には、新しい出会いも必要と言えるでしょう。