バツイチの方は既婚歴があるため、結婚へのハードルが初婚よりも低くなってしまう傾向があります。安易な結婚は、失敗のリスクを高めてしまうことになりかねません。
そこで今回は、バツイチ再婚をする際の注意点をご紹介します。
お互いを深く理解しきれないまま再婚に踏み切ったり、再婚を急ぎすぎたりしてしまうと、本来上手くいくはずだった結婚生活が上手くいかなくなる可能性があります。
バツイチ再婚をされる際には、初婚とは違ったポイントに気を付ける必要があります。
では、具体的にどのような点に注意すべきかどうか挙げていきます。
1.前回の失敗を反省していない人
前回の離婚の原因を顧みることができていない、反省ができていない方は、また同じ問題を起こしてしまう可能性があります。
相手がバツイチ再婚の場合は、なぜ結婚生活が上手くいかなかったのか尋ねてみましょう。相手のせいばかりにする、失敗の原因が明確でない場合は要注意です。
2.子どもを優先できない人
子連れでの再婚の場合で自分に子どもがいる場合、子どもを大切にしてくれる再婚相手の方がいいことは言うまでもありません。子どもを最優先に再婚は考えるべきですし、そのほうが後々の家族生活、夫婦生活も充実したものになります。
子どもの事を大切にできない、優先できない人は、家族の問題を抱えてしまう可能性があります。お子さんがいらっしゃる方は、自分と相手の関係だけでなく、子どもを相手の関係もしっかりとみるようにしましょう。
3.干渉が激しい人
なんでも自分の型にはめてくるような方は、結婚後に窮屈な気持ちになり、意見のすれ違いを起こす可能性があります。
特に子連れの再婚の場合、子どもに必要以上に干渉する方は要注意です。子どもと再婚相手の不仲は、後々に夫婦不仲を起こすきっかけになりえます。
相手の気持ちを尊重でき、理解のある方を選ぶようにしましょう。
バツイチ再婚をする上で持ちたい心構えや注意点もあります。
1.相手の良い面だけでなく、悪い面もみること
再婚となると焦りがでてきやすいこともあり、どうしても相手の良い部分ばかりがフォーカスされがちです。そのため、再婚後に「こんなはずではなかった」「きっと上手くいくと思ったのに」と後悔してしまう方も少なくありません。
良い部分だけでなく、相手の悪い部分も受けいれてこそいい夫婦関係が築けるものです。
焦りや不安が多いとどうしても視野が狭くなりがちになるため、心にゆとりを持って冷静な目で相手を見るように心がけましょう。
2.見栄を張らないこと
相手の良い部分と悪い部分を見るということは、自分の良い面も悪い面も相手に見せなければいけないということです。
ついつい良い部分だけを見せて悪い部分は隠そうとしてしまいがちになりますが、再婚だからこそ、自分の欠点や失敗を相手に受け入れてもらった上で結婚するべきです。そうすれば、良い結婚生活が長続きする可能性がぐっとアップすることでしょう。
怖がらず、見栄をはらずに自分の悪い部分も見せるようにしましょう。
3.焦りすぎないこと
再婚は焦りが生じやすくなります。そのため、相手のことを深く理解しないままに結婚してしまい、思うような関係になれないということもあります。
また、子どもが小さいうちに結婚してしまったことで関係性が上手くいかずに悩んでいるお子さんも多いようです。
特にお子さんがいらっしゃる方は、子どもがある程度の年齢になるまで、また、成人するまで待つという方法もあります。
バツイチ再婚で最もたいせつなことは、焦りすぎないことです。お互いに良い部分も悪い部分も受け入れてこそ、いい夫婦関係が築けるようになります。
特にお子さんがいらっしゃる場合は、慎重に再婚を進めることが夫婦にとっても、家族全体にとっても良い結果を招くのではないでしょうか。