再婚の結婚式でスピーチを頼まれたら…

再婚の結婚式

 

どちらか一方が再婚の方の結婚式に招待され、スピーチを頼まれた場合は、何を話すべきか少し戸惑ってしまうかもしれません。でも基本的には結婚式でのスピーチは二人を祝福して、新しい門出を送り出すことです。変に再婚ということを意識せず素直な言葉でお祝いしましょう。

 

ただ、あえて再婚、離婚歴を口にする必要はないので、そこだけは気をつけたいものです。例えば二人の馴れ初めのエピソードに、新郎の元奥さんが関係しているなら、語るべきではないですし、二人が出会う前に、新婦にどれだけの苦労があったかという話も、離婚を匂わせるてしまうなら、披露すべきではありません。

 

そしてどちらか子連れ再婚の場合には、新しいパパやママとの生活に不安に感じている子供もいるかもしれません。お子さんも含めてお祝いのスピーチをしている、と伝わるようにすると、子供の気持ちにも配慮が行き届いたものになります。

 

あまりにも神経質になることはありませんが、結婚式では、主役二人はもちろんのこと、列席者が不快な気持ちにならない言葉で祝福の気持ちを伝えたいですよね。

再婚の新郎のおすすめスピーチ

再婚での結婚式で、新郎がスピーチをするときに気をつけるべき点はなんでしょうか。基本的な流れは初婚も再婚も同じ。まずは結婚式に参列してくれたことのお礼を言い、その後、謙虚な言葉で結婚を報告。

 

幸せな家庭を作り上げることを皆様へ宣言し、感謝の言葉で締める。再婚者のスピーチの場合、謙虚な結婚報告と、幸せな家庭への宣言の部分が大切になってきます。

 

「再婚です」とあえて口にするとかえって場の空気を悪くすることもあり避けるべきですが、再婚を結婚式の参列者が快く思っていないこともあります。

 

皆様方のお力添えもあり、本日、私たちは晴れて家族になることが出来ました。ご心配やご迷惑をおかけしてばかりいたかと思います。など、周りへの謙虚さを伝えつつ、それとなく再婚であることをニュアンスに盛り込むのもいいでしょう。

 

過去を乗り越えて今日を迎えることができた私の新婦への思いは、揺らぐことは決してありません。必ずや幸せな家庭を築くことをここで皆様に宣言いたします。など、決して失敗を繰り返さない、というアピールを最後に力強くすると、印象の良いスピーチになりますよ。



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