日本の離婚率は年々、高くなっているといわれています。それでも諸外国に比べれば、低い方ではあるのですが。この離婚率ですが、初婚とバツイチ・バツニではどちらが高いのでしょう?一度離婚を経験しているバツイチ・バツニの方が離婚率が低いように思えます。
しかし実際は初婚よりバツイチ・バツニの方が離婚率は高いのです。アメリカの統計ではありますが、初婚、再婚、再々婚と離婚率は上昇していきます。日本でも初婚よりバツイチ・バツニの方が離婚率が高いそうです。何故ここまで離婚率が高くなるのでしょうか?
これには色々理由があるとされています。まず一つ目は一度離婚を経験している事が原因です。離婚を経験しているが為に、相手と関係が悪くなると、また離婚すればいいんでしょ、という考えに至りやすいのです。
期待が高すぎるというのも原因の一つです。離婚という苦い経験をしているので、再婚への期待が必要以上に高くなります。その高すぎる期待ゆえに相手の欠点が目に付くようなってしまい、離婚に走りやすくなります。
バツニで再婚した場合、離婚率は70%〜73%と言われています。離婚する理由は、夫婦間のコミニュケーション不足や価値観の違いなど、初婚やバツイチの再婚と変わりはありません。
離婚率は高いですが、バツニだからといって人格に問題があるわけではないので、再婚を考えている人は迷いすぎないのが良いです。一度でも離婚を経験している人は、離婚への抵抗が少ないため、離婚を繰り返すと言われることがあります。
しかし良い夫婦関係を築き上げて安定した生活や温かな家庭を守りたいと考えるのに、離婚歴は関係ありません。前の結婚で離婚した理由も様々なので、次の結婚生活で同じ間違いを繰り返さなければ離婚を決断することもありません。
過去の教訓を活かして幸せな生活を手に入れるケースはたくさんあります。むしろ2度も結婚から離婚という厳しい現実に直面しているので、理想ばかりに走らないで現実を直視できる分、家庭でのトラブルは少なくなります。
バツニで再婚する人は、コミニュケーション能力が高かったり容姿が魅力的だったりと、異性を惹きつけるポイントを多く持っている傾向があります。それに頼りすぎて次があると考えないで、今の生活を大切にすれば長く結婚生活を続けられます。