熟年再婚で幸せな人生を掴もう。熟年再婚を成功させるには？

 

老後を楽しく過ごすための最愛のパートナーを得るため、第二の人生をスタートするためといった理由から熟年再婚を選択される方もいらっしゃることでしょう。

 

熟年離婚で新たな幸せを掴まれている方が世の中にはたくさんいるものの、熟年再婚は“バツ”がついてしまっていることもあり、幸せな事ばかりではなく、いくつかのリスクやデメリットが潜んでいるという側面があります。

 

そこで本記事では熟年再婚で幸せになるための方法やコツをご紹介します。

 

結婚や再婚の多くは幸せなことであるはずですが、熟年再婚の場合ですと、どういった部分が幸せ、つまりメリットと呼べるのでしょうか。

 

1.結婚生活のやり直しができる
一度結婚生活が上手くいかなかったという方は、熟年再婚を通して結婚生活のやり直しをすることができます。

 

 

2.孤独からの開放
晩年一人で生きていくとすれば、孤独を感じる瞬間が必ず何度か訪れます。老年になれば、友人が多く居ても、日常のほとんどの時間を自宅で一人で過ごすようになってくるためです。熟年再婚をすれば、常に一緒にいるパートナーができるため、孤独を感じにくくなるでしょう。

 

 

3.金銭的な安定
熟年再婚をし、家計を2人で切り盛りすることで、結果として生活が豊かになることが考えられます。一人で暮らすのと、2人で暮らすのとでは、居住費は変わりませんし、光熱費にも大きな差はありません。出費は抑えられ、収入が2人分となることで、生活のゆとりや安定ができ、人生がより充実したものになる可能性も高くなります。

 

しかし、熟年再婚にはいいことばかりでなく、悪い面(デメリット)も存在します。熟年再婚をする上で気をつけたいことをあげてみました。

 

1.前婚での反省を活かせているか
もし自分が再婚であるなら、前婚での失敗を反省し、改善されていなければいけません。失敗した理由が改善されていない場合、再び離婚になってしまう可能性があります。再び離婚になってしまわないためにも、この点には特に注意したいところです。

 

 

2.お金の問題
熟年再婚をして収入が2人分になって生活が安定する方がいる一方で、死別などで遺族年金などを受給している方は受給が打ち切られる可能性があります。また、生活保護などの給付を受けている場合も対象外となる可能性が高いので、再婚することで変化する制度や金額を把握しておくようにしましょう。また、民間保険などにも注意が必要です。

 

 

3.介護の問題
熟年再婚ということは、老後生活や介護についても考えを向けておくべきです。

 

相手に子どもがいる場合、自分に子どもがいる場合には、介護の際に子どもが親に関わる部分も往々にあります。また、逆に相手の両親の介護に参加することもあるかもしれませんし、パートナーが自身の親の介護に関わる可能性もあるでしょう。

 

介護問題は当事者同士だけの問題ではなく、自分たち以外の家族との関係も関係してくることです。再婚する前には、自分の子どもや親達とも良好な関係を築いておくほうがよいでしょう。

 

熟年再婚の場合は、初婚よりも相手家族と関係を深めるハードルは上がるものの、焦らず根気よくお付き合いすることで信頼関係が築いていけると思います。

 

熟年再婚は、第二の人生をスタートさせ、幸せを掴むチャンスでもあります。しかし、熟年再婚は初婚に比べると、事前に考えたり、気を付けたりすることも多く、現実的な問題解決能力や計画性も多少必要となってくることでしょう。

 

しかし、第二の人生に信頼のおけるパートナーがいるといないでは、人生の充実度が大きく異なりますし、何より孤独を感じにくくなります。

 

きっと今よりも人生を明るく楽しいものにしてくれるとおもいますので、熟年だから…と諦めることなく、ぜひ幸せになれるチャンスを掴んでください。